――君永さんの仕事内容についてお聞かせください。
CXマネジメント本部は主にEC企業や小売店舗のお客様の支援をしている営業部です。広告を中心とし、ダイレクト領域から認知施策領域の課題解決策を提案し実行することが主な仕事内容です。
そのなかで、私は当時本部長として大きく3つの仕事を担当していました。1つ目は本部全体で目標数字を達成するためのマネジメント。2つ目は目標を成し遂げるための人的リソースの調達や教育。3つ目は、組織のメンバーが効率的に働くことが出来る仕組みの構築。特に、3つ目の仕組みの構築は営業部として弱くなりがちな部分だからこそ、力を入れて取り組んでおりました。
――仕事のやりがいはどこにありますか?
大きく2つあります。1つ目はべたですが、お客様から「ありがとう」と言っていただけること。2つ目はメンバーの成長に立ち会えた瞬間ですね。
私は就活イベントでソウルドアウトに出会うまでは教職を志していまして、もともと教育や育成に興味があったんです。今までお客様と向き合うことにどこか怖気づいていたメンバーが自分ひとりで対応し、仕事をやれるようになった様子を見られたり、お客様から「〇〇さんが担当で良かった。ありがとう」と言っていただけたりすると、自分のこと以上に嬉しさを覚えます。
――反対に、大変な点についてはいかがでしょうか。
たくさんありますが、1番大変だなと思うのは、お客様が「こういうことを成し遂げたい」と希望されていることに対し、我々が提供できるソリューションやケイパビリティが至らないときですね。
私が新卒入社した2016年頃は、Web広告支援が主力事業で、それで成果を上げられることが私たちにとってもお客様にとっても価値があることでした。しかし、ここ2、3年でお客様の広告リテラシーも上がり、広告運用を内製化するお客様も増えてきました。
広告だけで一定の売上を担保することを求められていた状態から、新規マーケットの開拓や人材採用など、広告以外の新たな相談を受ける機会が増えました。こういった多様なニーズにお応えすべく、時にはパートナー企業と連携してサービスを提供することもあるのですが、お客様の期待以上の成果を出せずに悔しい思いをしたり、難しさを感じたりしています。